Just do it!

本日。帰宅途中のラッシュ。
ふと見ると、60前後のオッサンが、眠りこけており。
その横には、オッサンの持ち物とおぼしき、でかいリュックサックに、キャップが。並べておいてある。その占有スペースは人二人分相当。
周りの人は黙って立っている。

自分は腰痛のため、座りたかったし、何より、リュックやキャップに二人分のスペースを取られるのは許せないと感じた。
しかしながら、ここで、自分が、オッサンをたたき起こし、説教するのも理にかなった行動ではない。なんとなれば、この場で「座りたい」と熱望するのは自分だけであり、周りは、もしかしたら座りたいなあと感じているのかもしれないが、どうどうと眠りこけるオッサンをたたき起こすのは躊躇される、もしかしたらモンスター乗客かもしれないからだ、などと勝手に推測して、手を出さなかったのかもしれん。

ということを鑑みて。
自分は。


オッサンと同じように寝てしまっているリュックと、キャップを立てて、
一人前のスペースを確保し。座った。
周りが軽く引くのがわかったが。んなもん知ってたまるか(BYバカボンパパ)


ここで、二人分の席を確保して、ご老体に、どうぞと譲れば、
「いまどきのモンスター親などといわれますが、どうしてどうして、
40代の女性も捨てたものではありません。」などと「今日見たすがすがしい光景」として、朝日新聞「声」欄あたりに投稿していただけたのかもしれないが。


自分のことは自分で。
座りたかったら、オレサマの横のリュックをどけな。
ということで。
自分はのんびり座りましたとさ。


オッサンは自分が降りる駅までいびきをかいていた。
リュックサックはその横に一人分スペースを陣取っていたままま
電車マストゴーオン。
線路は続くよどこまでも。


そこ、二人座ってるの見えません?と誰かにいうてもらいたかったんだけど。そういう展開にはならず、ガッカリ(ププ)