一休み極めたら帰れない

そもそも今の仕事をするきっかけになった人とは絶縁状態である。
人の悪口ばかり書いているので、どんだけ性格の悪いヤツと思われそうだが
そないにしょっちゅうケンカしているわけではない。念のため。
今を去ること3年前、自分はとあるプロジェクトに呼ばれて、この仕事を始めた。それまでも、小さい媒体で、一年間通信みたいなん書いたり、全5回の連載したり、会報紙を作ったり、ガイド作ったり、そういう仕事はしてたけど、「プロ」と呼べるレベルではなかったと思う。



そして。
新しい仕事は。
今まで「私」というものを最大限出して仕事をしてきたから、ある意味真逆のベクトルでもって、軽い離人感覚を覚える。


ココニイルワタシハ本当ノワタシデハナイ。



では本当の私とは何をしているときに感じられるんだろう。
もっとやりがいのある仕事?いや今度の仕事だってやりがいがないわけではない。バイト料も上がる予定はあるはず。
自分は何を求めているのだろう。

やはり書きたいね。
でもさ。



書きたいことを書いてお金が欲しいのか。
お金のためならなんでも書くのか。
誰かのために情報を発信するのか。



答えが出ないまま、帰れなくなってしまったように感じる。
どこに帰りたいのかすらわからない。

たこの糸は3年前に切れてしまった。
そこから寄り道ばかりしている。
一休み極めたら帰れないというので、まさにそうだと思う。

自分には何かが欠損している。たぶん、それは自分が一番やりたくないことに潜んでいるようだ。