女性雑誌休刊に思うこと

最近NIKITAが休刊したところでありますが。
GRACEとBOAOも休刊が予定されているとか。

いやBOAOってまだあってんね(汗)とっくになくなっていたかと。
フツーに面白くなかったもん。あ、血液型別取説が売れてるから、今なら頑張ればまだイケたのでは??
(ご存知のとおり、自分は血液型云々が好きではありませんし、まったく信じてないです)
それより、GINZAって売れてるん?とかw


昔CREEKって雑誌があって、ELLEJAPONがマガジンハウスと契約切れたあとに出来た雑誌なんだけど、あれは好きだったなあ。
今ほど海外雑誌の日本版がなかった時代に、日本人が作ってたんだけど、オサレな雰囲気があった。情報量が少なくて、ストーリィ性の強いグラビア。
ああいうのがあれば、今でも読みたい。


MARISOLも自分内ではヤバイと思っていたけど、先にGRACEか。
40代向け雑誌って、なんで実用に走るんやろ。載っている服やアクセは確かに高いのだけど、HOWTOに走って、全然面白くない。
シミシワを隠す、毛穴を隠す、アンチエイジングメイクとかさ。
着痩せして見せる、優しく見せる・・・すべて他者意識。社会性ばかりが先んじているのが自分には気に入らない。。

総じて「年を経るのがもっとイヤになる」ような中身ばっかり。
だからつぶれるんだろうねえ。
毎回買ってまで読みたくないって感じ。いや実用一点張りなら、もう日経プルミエでいいわけですよ。興味のあるところは「ソコ」なんだから。

だいたい。40代になって「ファッションのいろは」を教わろうって思う人いるのかな。いるとしても、そんな人が一冊700円する雑誌を買うかな。買うとすればもう少し生活臭の強い雑誌では?

各雑誌のターゲットは、たぶんちょっとお金を持っている主婦か、働く女性。でもそういう人たちって、今までさんざ「自己投資」という名の散財をしてきているから、今更「ノウハウ」系情報をいわれてもねえ。
自分に似合うものだってわかってるし、お金の遣い方も若い子たちとは全然違うし。その人たちをおだてて、ファッションリーダーぽく持ち上げるのが光文社系のやり方で、それが唯一成功例なんかもしれないけど、それだけでは物足りないなあ。

GRACEは40代向けでは、一番好きな雑誌でした。
スタイリングもキレイだったし。
でも毎回買う気にはなりませんでした。
特に仕事が変わってからは、参考にもならないし。

VOGUEも好きなんですが、セレブがいらんわ。セレブ(いい加減何度も書きますがこの言い方やめてほしい)情報なんて何が面白いのかサッパリ。

ということで好きなことを書いていますが、女性雑誌にはもう少しガンガっていただきたい次第。雑誌マニアとしては休刊は寂しいのです。