書を捨てず、町に出た

大学時代勉強して、企画関係の仕事ってのを通算で7年近くやっておるのでした。でも。広告の人ではないので、(ゼミは広告やけど)実際自分がクリエイティビティがあるかといえば、???スキなのはスキ。イベントとか、冊子作るとかそういうの。広報誌とかも1人で作ってたし。
同人もやってた。今も密かにプロジェクトはあるのだ。

ということで元博報堂の人が書いた本を読んでみた。
真クリエィティブ体質PHP
面白かった。
ウォッチということがキイワードになっている。
そう感じるのだ。カラダで。
新しい発見など現時点で自分には要求されてないけどね。
勝手に発見したろおもて。
ネイル行くまでに時間があったので、ウロウロしていろんな店に行って、モノやヒトをウォッチしてきた。

街中で見たオネエサンは、全身黒に、赤いソックスと赤いシャツがちらり見えて、粋やった。自転車も黒ですらりとしたフォルムでかっこええ。
チャリは大阪文化やと言う人がおり。しかしながら、こんなチャリスタイルならめっさええかんじやん。と思った次第。他の女子も関西らしいというより、ちょっとすっきりしたスタイルが目につく。こなれてきた感じがする。
圧倒的に黒が多い。


モノといえば、ブランド名は出せないけどw
ええかんじのんをいくつか見つけ。
少し値段は張りますが、丁寧な作り。交換パーツも保障もあって。
長く愛してもらいたいという作り手の心意気が伝わってくるような。

自分はほんまは、「ええかんじのモノ」を適正価格で購入し、作り手に敬意を払う消費行動がしたいんやといつも思う。
安く買い叩いて、そりゃ生活防衛のためかもしれんけど。
飽きたらすぐ捨てる、みたいなん、いつまでもしててええんかあ?とどこかで疑問を持っており。

その昔、自分はほんま服道楽で、そのあと、バッグと靴に移り、コスメになり、現在はフレグランスだけとなった自分のマニア道やけど。結局行き着くところは丁寧な仕事をしているブランド。高いんは高いと思うけど、それなりに理由がある。現在ハマっているフレグランスは、これつけるとほんと量産型のヤスモンはもういらんというくらいええ感じに香りが馴染む。毎日つけても飽きない。

(あらかじめ書いておくけど、パッケージや雰囲気やボトルのデサインなんかも含めて値段やと思ってますねん。原材料なんてなんぼやとか宣伝代やとか騙されてるとか女子の夢をぶちこわすようなことは言わないように)

きちんとした仕事をするヒトたちがもっと大事にされてええんとちゃうかと。自分はほんまはそういう人らを応援するような仕事がしたいのかなとふと思ったけど。

まあ今はマギャクの現場におるわけで。
ちょっと信条ではないところで仕事をしているのがしんどいこともあり。
いや多分現実逃避なんで。

逃げちゃダメだ。