オタクはすでに死んでいる

4月20日に出た本を今更紹介するのは
ブロガー魂にもとる。
と思うけど。面白かったのでご紹介。
好きなように本を買えるのもあと2ヶ月か・・・。トホホ。

オタキングと自分はほぼ同世代。
だから彼の主張のバックグラウンドみたいなもんは
理解できる。女性のオタクに関して言及できないのもわかる。

SFが衰退したのと、オタク界が衰退した経緯を比較して、
非常によく似ているというくだりは納得。
ただネタバレは好きじゃないので、これ以上は書かない。
興味のある向きは是非ご一読を。

ユリイカ「マンガ批評の新展開」をあわせて読むのも一興。
「鼎談 東浩紀×伊藤剛×金田順子 失われた成熟を求めてーマンガ・オタク・批評」などが本書と比較するには面白いのではなかろうか。

話は少しズレるが、荒川弘のインタビューが「ユリイカ」に掲載されており、楽しい人だなあと思った。ハガレンが好きなので「ガンガン」で読み続けているが(爆)近年、連載で追っかけたいと思うマンガは少ない。
こちらも、興味のある向きは(以下略)


「オタクはすでに死んでいる」岡田斗司夫

オタクはすでに死んでいる (新潮新書)

オタクはすでに死んでいる (新潮新書)

ユリイカ6月号「マンガ批評の新展開」