本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ
■「重力ピエロ」を読んだ。
タイトルは、小説の中のセリフ。
共感したので、忘れないようにメモ。
2003年の作品。2003年といえば、ジェンダー論が盛んだったと記憶している。もしかしたら数年の前後はあるかもしれないけど。その後行過ぎているだの、偏っているだの言われて、現在は教育の場ではどうなっているのやら。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: 単行本
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果たしてここでジェンダー論の是非を語るのは、グダグダ日記を目指す当ブログとしてはやりたくないんだけど。自分はフェミなども通過して思うのは、「どんなヤツでもええやんけ」という一言に尽きるのだと。
男が泣いたっていいじゃないか、女が陣頭指揮したっていいじゃないか、人間だものってこりゃ相田みつをだよw
同様に、別にクネクネしたい女子はクネクネしておけばいいし、威張りたい男は威張っておけばいいのだ。
ただ、「他人様に『男子たるもの強くあれ』とか『女子は一歩下がれ』と強要するというのが、さもしいあるいは愚かしい行為である」ということさえ理解しておれば。ってことをまあ言いたかったのですね。少なくとも自分は。
ただ世間様を渡り歩くときに、先人の知恵として、このように振舞っておけば、「ラク」だよという意味合いで、親切で言ってくださるならば、ありがとうございますと受け取っておくのが日本的礼儀ともいえます。しかしそれに従うかどうかは己が決めるし、従わない場合、イヤな思いをするのも、これ自己責任ではございますので、そこはもうほっておいてもらえるとありがたいですね。
ってなんで後半の語尾が丁寧語なのかは自分でもよくわからない。
さて自分などは勝手に解釈するのだが、このジェンダー論から派生して、記号としての「男性社会」いわば「ホモソーシャル」についての批判というのは、一般的男子にとってはキツイと思う。特に、性犯罪における男性性、みたいな話になると、性欲=本能説などが刷り込まれている人間にとってはかなり厳しいのではないだろうか、というのも、実際、性虐待、性被害者の救済について一緒に学んでいた仲間の男性は、自分が男であることがイヤになるともらしていた。フェミは「男は!男が!」と追求しがちだから。(もちろんそうでない人もいるけれど、自分が学んだ人はそうだったので)
ソレに対しての伊坂幸太郎の回答がこの本かなあと。ぼんやり思った。
わかんないですよ。勝手に解釈しているだけだから。
なんでそう思ったかは。
えーっと。
本を読んでください。
映画化もされるとのこと。
岡田義徳クンが出るんだって。
楽しみ。
■ハリーポッター最終巻
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
- 作者: J.K.ローリング,J.K.Rowling,松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: ハードカバー
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毎回思うけど、ちょっとプロット詰め込みすぎなんで、映画くらいがまとまっててちょうどいいかも。
感想としては、とにかくスネイプがかわいそう過ぎる。
それに尽きるのです。
ハリーは途中から感情移入できなくなったなあ。
■「お前が若者を語るな」が欲しい。こないだ近所の書店にはなかった。
今日出かけるので購入予定。
blogはちょっと前に偶然発見して、めっちゃ面白かったので、
この本も期待している。
自分自身、若い頃に、世代論で、オッサンなどが、自分らを勝手に語るのがダイキライで。
卒論にチクリとイヤミを書いたけど、こんな論理的な文章は書けず。
早く読みたい本。
おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)
- 作者: 後藤和智
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 新書
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