中春 こまわり君

中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル)

中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル)

江口寿史(帯も)が、正直日記でアシスタントをした、というのが、この中春・こまわり君である。

こまわり君といえば、自分の小学生時代に夢中になったマンガであり、ほぼ
同世代。練馬変態クラブのことが大人になっても忘れられない自分って一体・・。雑誌に掲載されているとき、少しだけ読んだ。
たぶん第一回で、あまりヘンタイでなかったのでちょっと気落ちしたのを覚えている。果たして、今回まとめて読んでみて。

感想。

非常に良かった。サラリーマンマンガに新境地を開いたのではなかろうか。
ヘンタイだったクソガキもいつのまにかつまらんおっさんになってしまう。
当たり前だけどそれはせつなくつらいこと。


しかしながら、われらがこまわり君は、ヘンタイ度は薄まったものの、イや今でも十分ヘンタイだが、ええ味を出せるおっさんになっていた。
もともとつらがまえは小学生に見えないおっさんだったので、あまり年をとったように感じない。

ペーソス感とヘンタイギャグの織り交ぜ方が見事。
ほめすぎか。星4つ。だから違うって。


しかし40過ぎてんぺとっとかやったらたぶんかなり腰に来るなw